会社が経営を行い、利益を追求するには「元手」(株式)が必要ですね。
例えば、工場を建設したり商品を仕入れたりするには「資金」が必要ですが、
この「資金」(元手)を多くの人に出資してもらい、その証拠に「株式」を発
行します。企業側からすれば、「株式」は経営資金を調達する為の手段ですが
、出資者側からすると「株式」とは出資の証拠であり、いつでも好きな時に売
却できる権利でもあるわけです。それではこれから詳しく株式について勉強し
ていきましょう。
◆ 株と株式会社
「株式会社」は読んで字のごとく株式を発行して「資金を調達」し、それを元
手に製造・営業活動を行う会社のことをいいます。そこで、株式会社の発展し
てきた歴史をたどって見ますと理解が深まると思います。
中世ヨーロッパで地中海貿易が盛んだった頃に遡りますが、船を仕立てて交易
用の商品を運搬する時、船主(船を操り嵐や海賊の危険を背負って航海する人)
と出資者(自分は船に乗り込むことはしないが、交易品等の買い付け費用の一
部を賄う人)に役割が分担されるようになりました。
前者(船主)は自分が実際に船を操り航海するので、嵐や海賊に遭遇した場合
「命」の保証はありません。このことを「無限責任」といいます。
後者(出資者)はたとえ航海中に嵐や海賊に遭遇して積荷を無くしたとしても、
出資した交易品の対価だけの損失で、自分の命までなくす心配のない人です。
このことを「有限責任」といいます。
この出資形態は「無限責任社員」と「有限責任社員」という2種類の出資責任の
範囲が区別できるようになった最初の形態といえます。現在この出資形態は「合
資会社」ということになります。
更に時代が進みますと、有限責任社員だけで会社の運営を行う企業形態があらわ
れます。その良い例に、オランダの「東インド会社」がありますが、この会社の
出資形態が株式会社の原型と言われています。
株式会社に出資すると、「貴方は私の会社の出資者ですよ」という証書が発行さ
れます。これを「株式」(株券)といい、このように出資した人を「株主」とい
います。
※有限責任社員とは
ここでいう社員とは、私たちが良くつかう「会社員」という意味ではなく、「出
資者」という意味です。「有限責任社員」は出資の額を限度として有限の責任を
負う出資者という意味です。
もし貴方が株式を買ったら貴方は「株式」を買った会社の「株主」になったことになります。
株主には、「議決権」「利益配当請求権」「残余財産分配請求権」3つの権利が
あります。
貴方が株式を買って、名義書換の手続をするか保管振替制度を利用して株主の届
け出をしますと「株主名簿」に名前が記載され「株主」となります。
「株主」の身分は、買った(出資した)会社の所有者になることを意味していま
す。そうして、ある一定以上の株式を保有していれば「株主」としての色々な権
利が与えられます。
株主の権利としては、まず第1の権利は1株につき1票の「議決権」を持つこと
になります。株式会社では、毎決算後に株主総会が開催されますが、議題に対し
て賛否の投票をする権利があるわけです。
第2の権利は「利益配当請求権」です。貴方が株主であれば保有している株式数
にみあう配当金を受け取ることができる権利です。例えば、1万株を所有してい
て、一株の配当金が5円であれば、1万株×5円の配当金を受け取ることができ
るのです。
第3の権利は「残余財産分配請求権」です。あってはならない事ですが、企業で
ある以上営業活動が不調で倒産することもあります。その時は、債権者への支払
い等を差し引いた残りの財産を株数に応じて受け取ることができます。
当然、証券取引所で売買されている「株式」であれば、金融不安説などの情報は
マスコミ等でとりあげられるでしょうから、倒産前に売却して逃げることもでき
ます。
貴方が株式投資をされる際に、イメージとして浮かぶことは、高くなりそうな株
を安いときに買って高くなったら売って儲けたいと思っていらっしゃいませんか?
大部分の方の目的は「売却益」(キャピタルゲイン)でしょう。
でも「株主」になると、いいことはそれだけではありません。その他に「配当金」
も貰えますし、「株主優待」や「株式分割」もあります。これらの特典をふるに
活用して少しでも多くの利益をめざしてください。
でも、株式投資の醍醐味は、何と言っても「売却益」です。株価が安い時、冷徹
に仕込み(買い)高くなったら売るの繰り返しで一攫千金をねらってみるのも面
白いです。
もっとのんびりと株式を保有して「株主の地位」を味わいたい方は、「配当金」
(インカムゲイン)があります。最近M&A(企業買収)などに対抗して安定株
主を確保するために配当利回りを上げる傾向にあります。
中には、「預貯金の利息」よりも遥かに高い配当性向を維持している企業もあり
ます。
ところで、もう一つ一攫千金をめざすには「株式分割」を上手く利用する方法が
あります。株式分割は現在保有している株式の子供が増える制度です。
例えば1株を3株に分割という発表があれば無償で3株の株主になれるわけです。
1株を3株に分割した場合、その時点では、株価は三分の一になりますが、分割
を行うだけの利益や収益獲得能力のある会社でなければ分割は行いません。
まず分割が発表になるとそれを目当てに買いが集まり株価は大きく値を上げるの
が常です。上がった株が三分の一になっても合計の株価は上がった時の金額です。
分割後、当然業績のよい銘柄ですので再度上昇過程を辿る銘柄が多いのです。
その他に、「株主優待」がある会社もあります。詳しくは、「会社四季報」の巻
末の資料などを参考にしてください。とても楽しいですよ!
株式は分類の基準によって色々な種類があります。「株主の権利による分類」
「額面による分類」「流通している場所による分類」「上場か非上場かの分類」
などがあります。
「株主の権利による分類」
普通株・・・前項で説明した株主の権利がすべて備わっている株
優先株・・・配当金や残余財産を普通株よりも優先して受け取ることのできる
株(ただし、株主総会での議決権などがない)
「額面による分類」
額面株・・・50円・500円・50,000円など券面に表記がある株。
これは、一番最初に払い込まれた金額を示しています。
無額面株・・額面には記載がなく、市場株価が払い込み金額になる株
「流通している場所による分類」
海外株式・・海外の株式市場に上場している株
国内株式・・日本株式ともいい日本国内に上場している株
「上場か非上場かの分類」
上場株式・・証券取引所で日々取引されている株式
非上場株式・証券取引所で売買されていない株式・売買相手を探さなければ
ならない
◎ 短信メモ;海外の証券市場
海外の証券市場はニューヨークが有名ですが、その他にロンドン・フランクフ
ルト・香港・シンガポールなどの市場があります。
株を買うには「証券会社」をとおして買いますが、証券会社から買っているの
ではありません。証券会社は株式市場を通じて株式売買の仲介をしているので
す。
それでは、誰から買うのでしょうか。まず株を発行する会社から買う(出資す
る)場合と、もう既に株を所有している方から買う場合があります。
会社が発行する株を買う場合は、新規発行の株になります。この株は、証券会
社が募集・販売を引き受け市場に流通させた株を買うことになります。この株
式の市場を「発行市場」といいます。
一方、既に株を所有している方から買う場合は、その売り手の方が、証券会社
を通じて「何円で何株売りたい」という内容で売りに出した株式を、やはり証
券会社を通じて買い注文をいれて買ってもらいます。この株式の市場を「流通
市場」といいます。
株式市場は前項でご紹介した「発行市場」と「流通市場」を意味していますが、
一般的には、株式売買を取り扱う場所や制度まで含めて「株式市場」とよんで
います。そこで、もう少し整理して理解を深めてみましょう。
「流通市場」で実際に注文を集中的に処理する場所が「証券取引所」です。取
引所は東京・大阪・名古屋・札幌・福岡にあります。その中で世界的にも有名
なのが「東京証券取引所(東証)」で1部・2部の市場その他新興企業の株を
扱う東証マザーズ、外国の株式を売買する外国部なども東証の中にあります。
「大阪証券取引所(大証)」は日本では東証の次ぐ規模で、ヘラクレスという
新興企業の株式売買をする新興市場を持っています。
更に店頭市場から発展したJASDAQ(ジャスダック)証券取引所は代表的
な新興市場で新規上場株やベンチャー企業の宝庫です。
「発行市場」は前述のごとく、企業が新たに発行した株を証券会社を通じて売
買される市場です。
証券取引所は、東京・大阪・名古屋・札幌・福岡にあります。
日本だけでなく世界中の人が、日本の株を売買するため証券会社をとおして注文をだします。
個別に売買するとなかなか相手を見つけられない場合でも、証券取引所を通じて一堂に会して売買すれば、大量にしかも適正価格で売買が可能です。
そのような機能を持った施設を「証券取引所」といいます。
東京、大阪、名古屋の各証券取引所には、上場基準によって1部と2部があります。
また、東証には外国部も併設されています。
取引に参加できるのは、取引所の会員になっている証券会社だけです。
貴方が、株式を売買するには、一定の手数料(各社で差異あり)を支払って、証券会社を通じて売買してもらうことになります。
証券取引所では、大勢の人が独特のサイン(手振り)で取引をしていました(立会場取引)が、最近ではコンピュータのシステム取引がとってかわり貴方のパソコンから注文を出せば瞬時に売買でき、手数料も大変安くなりました。
証券会社は株や債券に関する色々な業務を遂行しています。列挙してみますと、
「売買委託業務」「自己売買業務」債券や株の「引き受け業務」「売り出し・
募集業務」などをてがけています。
「売買委託業務」・・・投資家が株式売買などをする際に、直接「証券取引所」
に発注することができないので、証券会社に仲介を委
託します。証券会社は投資家の代わりに「株式売買委
託手数料」をとって代行します。
「自己売買業務」・・・証券会社は取引の仲介をするだけでなく、自らも株式
を売買して売買利益を追求します。このことを「ディ
ーリング」といいます。
「引き受け業務」・・・企業が株や債券を発行する場合、証券会社に委託料を
払って引き受けてもらい、証券会社が投資家に販売す
る業務を行います。
「売り出し・募集業務」引き受け業務とこの売り出し業務のことなるところは、
引き受けは企業が新規に発行する株式など(まだ発行されていない株式など)
を引き受けるのですが、「売り出し業務」は公募など既に発行済みの株式や債
券を対象にしています。この場合、売れ残った株や債券を引き取る必要はあり
ません。つまり、募集業務ということになります。
貴方が、株式市場で株式を売買をするときは、まず銘柄選定をするでします。
その株の現在株価の表示は1株の値段を表しています。貴方は、手持ちの資金
と見比べて何株買えるか計算します。
ところが、株式を売買するには、取引単位が銘柄ごとに決まっていますので、
その取引単位の倍数で買わなければなりません。一般的に、多い単位は
1,000株です。しかし、値高株(5,000円とか10,000円以上とか)
を1,000株単位で買うのは相当の資金力がないと買えません。
そこで、値高株には、多くの投資家が買いやすいように100株単位や500
株単位の銘柄がありますし、新規上場した銘柄などは数十万円とかの株価で売
買されているため1株という売買単位で買える銘柄もあります。
貴方の投資資金に応じて取引単位の倍数で売買株数を決めることができるので
す。
「為替相場」も金利と並んで株価に大きく影響を与える「与件」の一つです。
よくマスコミの報道などを見ていますと、円安に振れたため「輸出関連株」を
中心に買われたとか、急激な円高で売られたとかのコメントを耳にします。
ここでは与件としての為替相場が株価に与える影響を勉強する前に、為替とは
どういうものかを理解しておきましょう。「為替相場」とは世界各国通貨の交
換レートのことを指します。
私たちは日本の株式を中心に売買します(ニューヨークや香港などで米株・中
国株を買う方もいらっしゃると思いますが)ので円に対して諸外国の通貨が幾
らか知っておく必要があります。
特に「アメリカ・ドル」との交換レートが株価に与える影響はおおきので、常
に注意を払っておきましょう。
例えば1ドル=100円の時は、1ドルの商品を買うのには100円で買えま
す。また、100円の商品を売ると1ドルの支払いを受けることになります。
それでは、1ドル=120円でしたらどうでしょうか。この場合は、1ドルの
商品を買うのに120円支払うことになります。そして、100円の商品を売
ると約0.833ドルの支払いを受けられます。
1ドル100円がもし1ドル120円(円安)になると外国から商品を買う場
合は、「値上げ」と同じ結果になり、輸入コストが高くなり商品や原料が高く
なります。
外国に商品を売る場合は「値下げ」と同じことになりますので、他国の商品よ
り価格競争力がつき、輸出が盛んになります。
このように、与件としての為替相場は企業活動に色々な面で影響は与えること
を理解しておきましょう。しかし、為替相場が株式相場に与える影響は上記の
ような単純な方程式で把握できるものではありません。
そこで、為替相場が株価に与える影響について詳しく勉強しておかなければな
りませんが、この勉強は後半に譲ることと致します。
株価は、企業の現在価値を表示しています。当然企業の価値は、あらゆる政治
経済などの企業を取り巻く環境によって刻一刻と変化します。ここでいう変化
とは、将来の企業の評価まで含めた価値の変化です。
勿論、現在の1株実質価値は「純資本÷発行済み株式数」で割り出すことがで
きます。
しかし、株価はまず現在の実質価値と一致することはありません。それは株価
が先の先までの企業価値を織り込む習性があるからです。そこで株価を決定す
る要因はどんなものがあるのでしょうか。
株価の決定要因には大きく分けて「企業独自の要因」と企業活動をとりまく
「政治経済の与件としての要因」です。
「企業独自の要因」としては;
第一に、何と言っても「企業の業績」です。この企業業績は直接的に株価に
影響します。
第二に、企業の製品開発力やブランド・人気度など。
第三に、新しく市場を創造する新製品やサービス・新技術の評価。
第四に、将来の経営戦略が時流を捉え、将来性に富んでいる。
その他、ということになります。
「政治経済の与件としての要因」としては;
第一に、金利や為替などの経済的与件の変化。原油等の商品市況。
第二に、政治動向。特にアメリカの政策と日本の政策。
第三に、時代背景。自然環境。
第四に、国際情勢。海外の市場、紛争や戦争など。
この他にも多くの要因がありますので、色々なニュースに注意を払い、株式
がどの様に動くか常に注意をはらっておくことが大切です。
◎ 短信メモ;時価総額
株式投資をしていますとよく時価総額という用語を耳にする機会がおおくなり
ます。時価総額は個別銘柄と市場全体の全ての上場銘柄で使われることがあり
ます。個別銘柄時価総額は現時点の株価に上場株数を乗じて計算します。一方、
市場全体の時価総額は、ある時点での上場している銘柄の時価総額の合計で算
出されます。
市場全体の動きに触れておかなければならないのは、どんなに優良な銘柄で、一見独自の動きをしているように見えても、最終的には、全体の動きに同調し吸収されていくということす。
それでは、全体の動きを私たちに教えてくれる(株式市場の全体の動きが解る)ツールは何があるかといいますと、貴方もご存知の、よくニュース等でも毎日放送されている「日経平均株価」と「TOPIX」(東証株価指数)があります。
この他、あまり表面的に現れてきませんが「単純平均」は、個人的には相場の流れを判定するのにとても有効だと考えています。
この他、「業種別平均」の上昇率の比較はどの業種が相場の牽引役になっているか、下がっているか、上がっているか、買って儲かるかが理解できますので便利です。
そして、銘柄の絞込みやポートフォリオの作成にも利用できると思います。
「日経平均株価」・・・この株価指数は、「日経225」「日経平均」「日経ダウ」などと呼ばれています。東証1部の代表的な225銘柄をある算式で計算し、指数化したもので、先物としても売買されており(シカゴ日経先物としても取引されている)先物の値動きが大きく現物の平均株価に影響を与えることもあります。
日経平均は全体の市場動向を把握するには良い指標ですが、225銘柄に限定されていますし、単純平均を用いることから一部の値高株の上下に結果が大きく影響されるという場合もありますので、その点を考慮しておきましょう。
この指標は、1970年から日本経済新聞社が公表しており、
1991年からは時代を反映した、流動性の高い銘柄との入れかえで指標の信憑性が保たれております。
「TOPIX」・・・・「TOPIX」(東証株価指数)は、東証が1968年1月4日の1部全体の時価総額を「100」として、どれくらい増減したかを指数にして発表しています。
全銘柄を対象としているため、「日経平均株価」に比較してより全体の動きを忠実に反映していると評価されています。NHKは他の民法と同じく日経平均と一緒にTOPIXも放送していますが、他の民法が日経平均株価を先に紹介するのに対して、NHKはTOPIXを先にして重要視しています。
これは、ITバブルのころ日経平均株価が比較的ハイテク銘柄の構成比率が高いのに対し、TOPIXは銀行株なども含まれているため二極分化が進み日経平均は日々続伸しても、TOPIXはあまり上昇しないどころかマイナスになることもあったため、全体を把握する為にはTOPIXが適当と考えているからです。
貴方が、株式の売買注文を出すのは契約先の証券会社ということは、既にまなびました。
証券会社は、営業時間内ならいつでも売買注文を受け付けてくれます。
インターネット取引を利用する場合には、24時間いつでも売買注文をだすことはできます。
しかし、証券取引所は24時間取引しているわけではありません。
証券会社で受け付けられた売買注文は、即座に証券取引所へ発注されますが、証券取引所の取引開催中の時間帯なら直ぐに売買されますが、取引中でない時は翌日の寄り付きからの注文になります。
「ポイント1 株価はどのように決まるのでしょう」の項で証券取引所の取引日時について具体的にご説明しておきました。
もう一度思い出してください。以下が、簡単な内容です;
(証券取引所で株が売買されるのは「前場」「後場」の1日2回です。
年間の取引は1月4日から12月30日まで(土日祝祭日は休み)です。
「前場」は9時から11時まで、「後場」は12時30分から15時までです。)
上記の時間帯でしたらほぼリアルタイムに貴方の売買注文は、売買価格が合えば成立します。しかし、上記の日時以外でしたら翌取引日になります。
「金利低下」⇒「お金が借りやすい」⇒「企業業績好調」⇒「株価高」
「金利上昇」⇒「お金が借りにくい」⇒「企業業績不調」⇒「株価安」
とういう方程式がなりたちます。
それでは、金利が高くなったり、低くなったりするのはどのようなメカニズム
が働いているのでしょうか!基本的に経済は、需要と供給のバランスで成り立
っています。与件としての金利についてもこのメカニズムは働いています。
景気がよく経営資金が必要な時(お金の需要が旺盛な時)は「金利が高くなり」
今度は反対にお金が借りにくくなるため景気が悪くなります。
一方、景気が悪く資金を必要としない時は「金利が低くなり」ます。そこで、
今度は、お金が借りやすくなり景気は良くなります。
ところが、このメカニズムをそのまま自由にしておきますと「好況」と「不況」
の波が大きくなり、人々の生活に大きく影響を与えてしまいます。「好況」の
時は良いのですが、「不況」の落ち込みが激しく「大恐慌」になってしまうと、
たくさんの企業が倒産し、失業が社会に蔓延し、経済に大きな打撃を与えてし
まいます。
そこで、政府日銀は、このメカニズムを利用し先回りして、「大恐慌」や景気
が「過熱」して「インフレ」にならないように、市場に流通しているお金の量
を調節したり、直接「金利」を「公定歩合」を通じて上下させて景気の調整を
しています。
この金融政策に株価は敏感に反応しますので、いつも注意を払っておくことが
大切です。
商品市況では、私たちの生活や企業活動に必要な原材料・非鉄・金属・農産物
など様々な商品の取引が行われて価格が日々決められています。
例えば「原油相場」ですが2001年末には1バーレル20ドル前後だった原
油価格は2005年8月には70ドルに一瞬のせました。その結果、原油関連
株は軒並み高騰しました。
反面、アメリカ株は、原油高騰で全体的には消費に与える影響が大きいと売ら
れました。
金価格は1999年8月には、1トロイオンス252.5ドルだったものが
2005年12月には538.5ドルと2倍以上に高騰しました。日本一の産
金株、住友金属鉱山は215円が1500円まで買われました。
その他非鉄金属なども高騰していますが、それに準じて非鉄株も高騰していま
す。このように、商品市況が株式市場に与える影響は大きいのです。
こんなところにも株式市場が経済的な与件に大きく影響されることが理解でき
ると思います。常に注意しておきましょう。
経済は右肩上がりに継続して上昇し続けることはありません。「好況」と
「不況」を繰り返しながら成長していくことが理想です。
当然、「好況期」には株価は上昇しますし、「不況期」には株価も下がりま
す。しかし、株価の上昇・下降は経済の「好況期」「下降期」に全く一致し
て動く訳ではありません。
むしろ、「株価」は景気に半年ほど先行して動くと言われています。
従って、「株価」は景気の先行指標ということができます。
景気の変動は;
「不況」⇒「景気回復」⇒「好況」⇒「景気後退」 を繰り返しています。
ここで、「与件1;金利」で説明した金融政策を思い出してください。
政府日銀は不況時には、「金利を低めに誘導」し「市中の貨幣量を多く」する
ことで、景気を喚起する政策を実施します。
「不況時」には、それほど資金需要が旺盛でないため、余剰資金が株式市場に
流れ込み株価が上昇する現象が生じます。このことを不況の株高「金融相場」
といいます。
その後、政府日銀の金融政策の効果が示現し、企業の業績が良くなり始めます
と、企業業績を囃して株価は更に上昇します。この時点の相場を「業績相場」
といいます。
更に企業の活動は活発になり「好況」になりますと、「インフレ」を抑制し一
気に景気が落ち込んで「恐慌」にならないように、日銀は前もって「金融引き
締め政策」を行います。この時「株価」は先取りして下降し始めます。このこ
とを「逆金融相場」といいます。
そして、企業業績が下降しはじめ「景気後退」が始まりますと株価も下降を続
けます。これを「逆業績相場」といいます。
この様にして景気循環と株価は連動しながら循環しているのです。この循環を
対応させて見ますと、
「不況」(金融相場)⇒「景気回復」(業績相場)⇒「好況」(逆金融相場)
⇒「景気後退」(逆業績相場)となります。
株式相場は景気循環を先取りして動いていることが理解できます。
「国の政策」は、政府や国会の財政政策、税制、福祉政策や将来の国家ビジョ
ンなどに反映されます。国が行う政策は、大きなお金の使い道を示し、どんな
産業がこれから伸びるのか消費の動向はどうなるか等、株式市場にとっては、
経済的与件に影響を与えることの多いこの国の政策は、最大関心事項と言うこ
とになります。
特に、予算案の作成や経済政策の方針、税制の変更など、未決定でも大臣や諮
問委員会などの発言は、将来を示唆するものだけに株価に大きく影響します。
政治的な悪い材料、例えば、スキャンダルや政争、政権を揺るがすような事件
などは株価のマイナス要因としてとらえることができます。この様に、常に政
治の動きには注意を払っておく必要があります。
次回「具体的な国策」でどの様に株価が変化したか説明していすますので参
考にしてください。
世界の政治状況や国際的な重大ニュースによって日本の株式市場も大きく影響
をうけます。過去の国際情勢や重大ニュースで株価が大きく反応した例を紐解
いてみましょう。
1953年3月5日
スターリン・ショック・・・当時ソ連の首相スターリンの死去で朝鮮戦争特需
がなくなると事を危惧して大きくさげた。
1971年8月16日
ニクソン・ショック・・・・兌換紙幣(金と交換できる)の米ドルを、金との
交換を停止し、10%の輸入課徴金を課すことでド
ル防衛を発表。株価は暴落する。
1987年10月20日
ブラック・マンデー・・・・ニューヨーク株式市場を震源地に「双子の赤字」
(財政・貿易赤字)懸念で大暴落。世界中に波及し
た。
2001年9月11日
米国同時多発テロ・・・・・ニューヨーク世界貿易センタービルにハイジャッ
クされたジャンボ機が突っ込み米国防総省なども
被害をうけ米国内は大混乱に陥る。世界中の株式
市場で大きな影響を受ける。
このように、国際情勢が株価におおきな影響を与えます。その他、経済的に大
きく相互依存しているアメリカの株式市場の動向、そして最近では政冷経熱で
少々カントリー・リスクのある中国の動向などにも注意しておきましょう。
企業は毎年の決算によって経営の成績表を作成します。これを企業業績といい
ます。特に上場企業は、企業業績として、決算の内容や経営状態を報告書のか
たち(有価証券報告書)で、60日以内に財務省に提出する義務があります。
更に、決算月から6カ月経過した時点で、中間決算を発表する義務があります。
また、多くの上場企業では、決算短信で4半期ごとの企業業績を発表していま
す。
株価は企業業績によって大きな影響を受けますのでこの決算書のチェックはと
ても大切なことですが、チェックするポイントの第1点は、実際の決算が決算
予測と大きくかけ離れた場合です。
例えば、決算予測よりも本決算や中間決算が良かった時(増額修正)は、一気
に株価は買われますし、反対に悪かった時(減額修正)は、売られます。
第2点目は過去よりも将来の成長性です。これをチェックするには、前期・今
期・来期(場合によっては、今期・来期・昨来期)の3期比較が有効です。
3期比較の収益率が上昇傾向(末広がり)なのか下降傾向(尻すぼみ)なのか
を判断の基準にしていこうということです。
例えば、A社、B社の前期の売上高が100億円だとします。便宜上、ご理解
いただくために経常利益もA社、B社とも同じの20億円だったとします。
次に、今期はA社の売上高は110億円で経常利益が35億円とします。
一方、B社は売上高が140億円、経常利益が40億円という業績だとします。
この場合、B社はA社より売上高、経常利益ともA社より勝っていますが、売
上高経常利益率で比較してみますと、A社は31.8%、B社は28.6%とな
り経営効率から見ればA社に軍配があがるところです。
しかし、この時点では、まだ判定してはいけません。企業業績の推移は3期比
較ではっきりします。そこで、来期の(売上高、経常利益の具体的金額は省略
させていただきますがA,B社ともに増収・増益だと仮定します)売上高経常
利益率はA社が28%、B社が30%になるとしますと、実際に利益率が末広
がりになっているのはどの企業かが理解できます。
上記のように、売上高経常利益率の3期比較をして、始めて利益率が低下傾向
か、それとも上昇傾向かがつかめます。その他の投資基準を考慮しなければな
りませんが、単純に収益性を検討すれば、貴方はB社に貴方の投資資金を投入
すべきなのです。
突然の好材料や悪材料がでた時、売買希望の注文が大量に集まります。好材料
では、値が付かないで気配値が切り上がるか、値が付いてもドンドン上値が買
われていきます。反対に、悪材料ではその反対の動きをします。これを放置し
ておきますと1日の株価が倍以上になったり、半分以下になったりしてしまいま
すので、値幅制限を設けて時間的な冷却期間をおきます。このことを「ストッ
プ高」「ストップ安」といいます。
証券取引所で株が売買されるのは「前場」「後場」の1日2回です。
一日の取引のうち株は売買をとおして上下しながら色々な値段をつけます。
前場「寄り付き」で最初についた価格を「始値」(はじめね)といいます。
後場の最後についた価格は「終値」(おわりね)といいます。
また、1日の中で一番高い価格を「高値」(たかね)、一番安い価格を「安値」
(やすね)といいます。
このような4種類の価格を「4本値」と呼んでいます。
この4本値は、テクニカル分析でポピュラーな「株価チャート」(罫線)に利
用されます。
貴方が株式投資を始めるにあたり、まずやらなければならないのは証券会社を
選ぶことです。証券会社は、外資系も含めておよそ280社あります。それで
は、たくさんの中から、どんな基準で貴方に適した証券会社を選んだら良いの
でしょう。ここでは、色々な証券会社の選択基準を見ていきましょう。
◆ 証券会社選択の基本
選択基準には色々あります。ネット取引・安全性・利便性・売買手数料・サー
ビス等を勘案して選択しますが、一番大切なのは、ご自分が行いたい投資スタ
イルに適した利便性のある証券会社を選択すべきです。また、小資金でも始め
たい方は「ミニ株」「るいとう」を扱っている証券会社をえらびましょう。
◎ 短信メモ;「ミニ株」「るいとう」
「ミニ株」は通常の売買単位の10分の1で取引ができます。売買単位が
1000株の銘柄なら100株で買えます。(単位が1単元に満たないた
め株主優待・株主総会出席の権利はなく、指値注文はできない。配当金と
株式分割は受け取ることができる)「るいとう」は、毎月1万円以上千円
単位で積み立て感覚の株式投資ができる仕組みです。
株式投資にかかる手数料には「売買手数料」「口座管理料」「名義書換手数料」
などがあります。このうち「売買手数料」は買いと売りの双方で必要です。
証券会社によって売買手数料はまちまちですので、色々なサービスと使いやす
さを検討しながら決定しましょう。
株を買いますと、証券会社に株券を保管してもらったり、名義書換に出したり
してもらいます。その時に必要なのが「口座管理料」や「名義書換手数料」で
す。
現在では、「保管振替制度」(ほふり)を活用するのが一般的です。「ほふり」
はコンピュータネットワークを通じて口座振替を行い株主変更します。
「ほふり」を利用する場合には、「名義書換手数料」は必要ありません。
昨今では、インターネットを使った取引が普及し株取引が気軽にできる様にな
りました。インターネット(オンライントーイド)を使わない「普通取引」
は、証券会社の窓口に出向くか、電話で発注する方法が一般的です。
普通取引の場合は、証券会社の営業時間中でないと売買注文はだせません。ま
た証券会社の営業マンか、連絡の担当者がつくのが通例です。
色々わからない事を相談したり、手続が不安だったりした場合には、営業マン
や担当者がついていると安心ですが、反対にじっくりと自分のペースで銘柄選
定したり、何時でも空いている時間に発注を出したい等、自由に株取引をした
い方は、オンライン・トレイドは大変便利です。
将来「デイトレイド」のように頻繁に株式の売買を行いたい方はオンライント
レードの方が「売買手数料」も安く使い安いかも知れません。
最近では、財務情報、アナリスト情報、リアルタイム株価サービス、銘柄情報、
株価ランキング等、証券会社のHP(無料)を利用できるようになり、オンラ
イン・トレイドでの情報収集もできるようになってきました。
それでは、株式投資の第1歩、証券会社に貴方の「口座」を開設しましょう。
口座を開設するには、証券会社の窓口に直接出向くか、電話やインターネット
で申込み書類を取り寄せる方法があります。
普通、証券会社の口座を開設するには、費用は一切かかりません。申込みの書
類が届きましたら、必要事項を記入し所定の位置に署名捺印します。その他に
必要なものは、運転免許証や健康保険証・パスポート(身分証明になるもの)
印鑑は実印でなくても大丈夫です。
「開設書類」には勤務先・役職名等を記入する箇所がありますが、これは、場
合によって企業の機密情報を知りうる立場にある方の場合は、「インサイダー
取引」が禁止されているため、届け出が必要になる場合があるからです。
口座が開設されましたら、売買注文を出せる手続は整いましたが、最後に一番
大切なことがあります。そうです、株式の購入資金を予め証券会社の指定の口
座に入金しなくてはなりません。
この金額を超える株式を買うことは出来ませんので、購入金額はしっかりと計
算しておきましょうね。
◎ 短信メモ;特定口座と一般口座
キャピタル・ゲイン(株式売買益)には、税金がかかります。
株式の売買は普通「一般口座」で行われます。
この場合は、確定申告(分離課税)が必要になりますが、申告が煩雑と思われる方は
「特定口座」を選択できます。
「特定口座」の源泉徴収(証券会社が売却益から徴収して納める
「損益通算あり」)を利用されると便利です。
「特定口座」にするには、申込みが必要です。
申し込まないと自動的に「一般口座」となりますから注意してくださいね。
初めて株式を売買をする時のドキドキは、経験された方ならなんともいえない
緊張感ですね。買った銘柄が上がるようにと祈るような気持ちだと思います。
◆ 株式売買の流れ1;「注文窓口には色々あります」
株式の売買をするには証券会社の窓口を色々使い分けると便利です。
例えば「証券会社の店舗に出向いて売買注文をだす」「電話で売買注文をだす」
「オンライン・トレイドを使う」という方法を使い分けることができます。
◆ 株式売買の流れ2;「証券会社の店舗に出向いて売買注文をだす」
この方法は、一般的に従来から行われてきた方法です。証券会社の窓口を訪問し
て担当者と相談しながら、アドバイス等を受け、独りよがりの投資にならないよ
うにできます。反面、証券会社まで出向く手間や、人とのコミュニケーションが
煩わしいことがあります。
◆ 株式売買の流れ3;「電話で売買注文をだす」
いちいち証券会社の店舗に出向く必要はなく、担当者や担当営業マンのアドバイ
スを受けながら株式を売買できます。オンライン・トレイドが普及する前は株式
売買の方法の主流を占めていました。注意しなければならないのは、間違えがお
こり安いことです。この方法を使う時は、注文内容を必ず復唱するように心がけ
しょう。
◆ 株式売買の流れ4;「オンライントレードを使う」
最近凄い勢いで伸びている注文方法です。何時でも売買注文をだすことができる
便利さが人気の秘密です。自宅のパソコンだけでなく携帯電話からも売買注文を
だすことができるシステムを持っている証券会社が多いです。
この方法はとても便利ですが、欠点は発注間違えがおこり安いため注意が必要で
す。特に桁数の間違えには気を付けましょう。
証券会社によって「オンライントレード」を活用する場合は、他の窓口を使え
ないこともありますので、色々な窓口を使いたい方は、前もって併用可能か調べ
ておきましょう。
現在では、オンライントレ-ドを利用して株式投資をすることが一般的となって
きました。株式投資には興味があったのだが、仕事などに忙しくてなかなか証券
会社に行くことが出来ない。又、電話連絡もはばかる、という方でも自由な時間
に売買注文ができるオンライントレードはとても便利なツールです。
そればかりでなく、売買手数料も「普通取引」より安いとなれば「一石二鳥」で
使いかってが良く株式投資には最適の方法といえます。
1999年に売買委託手数料が自由化され、インターネット取引専門の証券会社
も登場するようになり業界でも顧客獲得競争が激化してオンライントレードのサ
ービス内容も充実してきています。
◆ オンライントレードの利点
それでは、具体的にオンライントレードではどんなメリットがあるのでしょうか。
① 先ほども触れましたが、第一に「売買委託手数料」がやすいことです。
② パソコン・携帯等でいつでも自分の都合の良い時に売買注文がだせる。
③ 人に左右されず、自分の考えで売買できる。
④ 証券会社の敷居が高い方でも大丈夫。
⑤ 小額投資でも気にする必要がない。
などです。
オンライントレードでは、携帯電話からの売買注文も受け付ける証券会社が多く
あります。できれば、携帯電話のトレードもできるようにしておくと、出先から
でも売買チャンスを逃すことがないので非常に便利です。
オンライントレードを行うには、オンライン証券のサービス内容を比較研究する
のが一番です。何と言っても、一番投資家として気になると同時に証券会社でも
力を入れているのが「売買委託手数料」の安さでしょう。
その他、市況情報、経済・政治情報、時事情報、値上り率・値下がり率ランキン
グ、アナリストリポート等色々なサービス面から貴方に適した証券会社を選択し
ましょう。
オンライン証券の比較情報が検索できるよう当サイトのリンク集等を利用して
貴方の使い安い証券会社を検索してみましょう。
ネット証券を選択する基準は色々考えられますが、考えられるチェック項目を表
にまとめて見ましたので参考にしてください。
この他にも、貴方に必要と思われるチェック項目があれば、その点はしっかりと
調べておくことをお奨めいたします。
(Ⅰ)経 費 ;手数料は安価か。貴方に適した料金体系か。
(Ⅱ)情 報 ;必要な情報がHPでそろっているか。リアルタイム株価等
(Ⅲ)使い安さ ;操作が楽で使いやすい。
(Ⅳ)取扱範囲 ;貴方の売買したい商品が揃っている。新興市場、先物等
(Ⅴ)アドバイス;電話やメールで質問等を受けてくれるか
(Ⅵ)サポート ;トラブル時のサポート、売買受付時間等
(Ⅶ)システム ;ご発注対策やセキュリティーが整っている。
証券会社を選択できましたら、オンライントレードを始めるには、「口座」を開
設しなければなりません。
もう、既に「一般取引口座」を開設している方でも「ネット口座」と併用できる
か、新たに「ネット口座」を開設しなければならないのか、証券会社で異なりま
すので当該証券会社のホームページで調べてみましょう。
以下「ネット口座」を開設する手順を解説してあります。証券会社によって多少
手続が異なる場合もあると思いますが参考にしてください。
最寄の証券会社の「ホームページ」にアクセスし、「ネット口座」の
開設申請ページを開きます。
画面の指示に従って必要事項を入力しましょう。
住所・氏名 等 間違えのないように必要事項を入力します。
Q&Aなどを参考にして入力していきます。
「口座開設」を送信。数日後に申込み書類が送られてきます。
口座開設の申込み書類は、記入例に従って間違えのないように記入します。
その他の説明書なども同封されてきますので一通り目をとおしておきましょう。
口座開設申込書類の返送
記入が済みましたら、証券会社が指定した本人と確認できる証明書
(運転免許証 他)を添付して指定の住所に返送します。
「口座番号ID」「パスワード」が届く
証券会社で口座開設の手続が完了しますと、「口座番号ID」
「パスワード」が送られてきます。これは「ネット取引」の貴方用
の画面にアクセスする場合に必要となりますにで、大切に保管しましょう。
取引する前に、貴方の口座に投資資金の振込をお忘れなく!
いよいよ取引開始です
「注文画面」より、銘柄コード、銘柄名、株数(特に桁間違いに注意)
指値or成行き、期限 などの必要事項を間違いなくチェックして発注します。
株式投資の第一歩は、銘柄選択からです。
銘柄選択のための情報の収集
銘柄選択をするためには「どんな銘柄が上場されているのか?」「何をやって
いる会社か?」「業績は良いのか悪いのか?」その他の「情報を収集」しなけ
ればなりません。貴方が情報を収集する目的には幾つかあります。
例えば
銘柄選択のための情報
売買のタイミングを計るための情報
株式を購入する時、現時点の株価などの情報
です。
銘柄を選択のための情報を得る為のツールを見ていきますと
まず、何と言っても個別の銘柄(企業)について詳しく知るためには「会社四
季報」と「日経会社情報」です。株式投資を志す方にとっては最もポピュラー
で最も大切な「バイブル」です。
これらの書籍の中に記載されている内容を、これから身につけていただく、
貴方の「投資基準」によって取捨選択して銘柄の選定をしていきます。
売買とタイミングを計るための情報は
テクニカル分析に委ねるところが大きいです。そのための最大の武器は何と言
っても「株価チャート」でしょう。この株価チャートは、インターネット上で
証券会社各社のホームページで利用者にサービスで配信しているものや、ヤフ
ー・ファイナンスで提供しているものが利用できます。
インターネットではないですが、非常に詳しく、テクニカルの指標、各企業の
ファンダメンタルズ、勿論精巧なチャートを表した、定評のあるチャートブッ
クとして「ゴールデン・チャート」や「投資レーダー」は売買タイミング、
特に値動きを知る上でとても役にたちます。
株式を購入する時、現時点の株価などの情報
現時点の株価は、まず「株式新聞各紙」「日本経済新聞」「各社新聞」の株価
欄が一般的ですが、最近はインターネットの普及により「証券会社各社の株価
サービス」「QUICKリアルタイム・サービス」「ヤフー・ファイナンス」
(前日まで)等、その他にも色々なツールがあります。
貴方の投資スタイルに適した情報媒体を選択することが投資成績に直結します
ので色々研究してみましょう。
短信メモ;情報に溺れるな
銘柄選択のための情報の収集法は色々あります。最近、インターネットの普及
でネット上にもたくさんの株式情報が氾濫しています。これらの情報がすべて
株式投資に有効な情報とは限りません。どうか、情報を選別する目をやしなっ
てくださいね。
銘柄選択のための情報というと何か特別な事のように思われる方がいらっしゃ
ると思いますが、株式投資の情報は、日常の生活の中に大きなヒントが隠され
ています。
今、「貴方が興味を持っているものは何ですか?」「テレビ等で大々的に宣伝
していてこれからヒットしそうなものは?」その他、「週刊誌や月刊誌で取り
上げられて評判になっているものは?」
例えば「日経ビジネス」「東洋経済」「週間ダイヤモンド」その他「ダイヤマ
ンドZAI」「マネージャパン」「日経マネー」日本経済新聞の姉妹版の「日
経流通新聞」等の新製品紹介なども参考になります。
ホームページをフル活用しよう(便利な株式情報サイト)
東京証券取引所公式サイト http://www.tse.or.jp/
大阪証券取引所公式サイト http://www.ose.or.jp/
名古屋証券取引所公式サイト http://www.nse.or.jp/
四季報情報サービス http://shikiho.qqq.or.jp/
ヤフー・ファイナンス http://quote.yahoo.co.jp/
東洋経済オンライン http://www.tktoushi.com/
NKKEI NET http://www.nikkei.co.jp/
これらの情報を正確に掴むには、「偏見を捨てる」ことから始なければなり
まん。
貴方が株式投資をするにあたって個別の銘柄選択と同様に大切なことは、相場
全体の動きを示す指標を理解し、常に相場全体の方向を念頭に置いて銘柄を売
買することが必要です。
それは、個別の銘柄が遅かれ早かれ全体の流れに同調して動く傾向にあるから
です。できましたら、日本経済新聞の指標欄を見てください。日経平均・TO
PIXについては「基礎編」で言及しましたが、その他の指標の読み方を習得
していくと投資成績の向上につながります。
全体相場を表す指標は、日経平均とTOPIXがポピュラーですが、「単純平
均」も指標分析(弊社独自の分析法)をしますと、むしろ日経平均やTOPI
Xより精度の高い結果を得ることができます。
「大型株」「中型株」「小型株」各指数は相場の流れ(資金の流れ)がどんな
規模の銘柄に流れ込んでいるかを判断する時に使用します。株式の分類には
「内需銘柄」「ハイテク銘柄」などの分け方もありますが、このように資本規
模による分類もあります。
お金の流れは、全ての銘柄を平等に買うことはありません。必ず「資本規模」
では「小→中→大」又は「大→中→小」の順で、更に「1部→2部→JASDAQ
(その他新興市場)」というように買われます。
一方「内需」と「ハイテク」は相場のテーマとして買われます。従って、上昇
相場では、双方とも買われはしますが、上昇率に大きな差が現れます。ここで
も、テーマをしっかりと把握して、テーマに沿った銘柄選択をしませんとパ
フォーマンスに大きな差がでるということです。
「売買高」(出来高)は売買の成立した株数をあらわしています。基本的には
全体の株価が上昇する時は出来高は増えます。反対に相場が下降する場合は、
出来高は減少します。(セーリングクライマックスの場合は増えます)
そこで、短期的には「6週出来高移動平均」長期的には「26週出来高移動平
均」などで相場のエネルギーを分析することをお奨めします。
「時価総額」は発行済み株式総数に当日の終値を乗じて計算した金額です。現
時点(2005年12月現在)東京株式市場の時価総額は500兆円と言われ
ています。それに対してニューヨーク市場の規模はどのくらいと思いますか。
なんと4000兆円ですからまさに大人と子供の差です。
もし、外人投資家が、ニューヨークへ投資している投資資金をほんの少し東証
へシフトしたならば、東証の株価は一気に吹き上げることがお分かり頂けると
思います。そこで外人の投資行動が「相場のバロメーター」となるわけです。
そのためにも、外人の売買動向にも注意を払う必要があることが、お解かりい
ただけると思います。
銘柄選択をする場合に、会社四季報や日経会社情報は「投資家のバイブル的存
在」です。貴方が成功する投資家にりたいなら、上場銘柄の詳細を網羅した会
社四季報と日経会社情報のどちらかは必携のツールです。
ここでは、「会社四季報」を中心に「読み方」を習得しましょう。
これらの本は、業績はもちろん、会社の「銘柄コード」「特色」「コメント」
「経営戦略」「主要株主」「発行株式数」「売買単位」株主資本・総資産・
利益準備金・有利子負債等の「財務」「分析指標」「キャッシュフロー」
「業績」「外人持株比率」「月足チャート」等が掲載されています。
そこで、まだ「会社四季報」(会社情報)を持っておられない方は、できまし
たら直ぐにでも「会社四季報」(会社情報)を最寄の書店で手に入れてくださ
い。最近では、CD-ROM版やインターネットのダウンロード版も有ります
ので使い安いものを手にいれましょう。
以下は「会社四季報」の読み方を説明していきます。ただ読むのではありませ
ん。その奥にあるものを洞察して投資に結びつける読み方が大切です。
まずは会社四季報の【業績】欄をチェック
業績は企業の命、当然株価も最終的には業績を反映します。しかし、単純に売
上、経常利益、営業利益、一株利益が幾らか見るだけではいけません。業績の
2期又は3期比較で伸び率が前年よりも大きくなっている銘柄に注目しましょ
う。
もう一つは、前期又は当期は赤字決算でしたが、当期又は来期に黒字に転換す
る(黒転)銘柄はインパクトが強いです。
特に、一株利益が減少傾向にある時は株価にはマイナス要因であることを覚え
ておいてください。
会社四季報の【コメント欄】で現状と将来を探る
記事の一番右側には「銘柄コードと企業名」が表示されていますが、その次に
企業の経営状況と将来の事業展開や合併・M&A・配当政策などの「コメント」
が掲載されています。
特に、このコメント欄は、企業の発表(悪い情報は隠すこともある)の情報で
はなく「編集社」が独自の調査で調べ上げた情報を掲載していますので信頼性
は大きいといえます。銘柄選択の大切な情報をここから読み取ってください。
会社四季報の【株主欄】の株価に影響力のある株主に注意
この株主欄は、普通無視されやすい傾向にありますが、実は株価に影響力のあ
る株主が入っていることがあります。
特に、外資のメジャー(モルガン・スタンレー、ゴールド・サックスマン、バ
ンク・オブ・ニューヨーク、等)や企業再生を目論むリップルウッドなどの名
前が入っている銘柄には注目しましょう。
それに加えて、日本の有名なファンド(タワー投資顧問 等)が注力している
銘柄も注目に値します。
借金体質の企業には注意
企業の活動は、利益追求にありますが株主(自己)資本比率が小さく、有利子
負債の多い企業は注意が必要です。借入金の元利は、企業活動で得た利益から
返済しなければなりません。
インフレが進むような時は、借入金はそれほど怖くはありませんが、デフレ状
態の時は注意が必要です。会社四季報の有利子負債が現金同等物より多く、更
に株主資本比率の小さい企業は要注意です。
業績好調の銘柄の落とし穴
株式市場には、時代の流れや流行に乗って業績を伸ばし「絶好調」「飛ぶ鳥を
落す勢い」の企業が必ず存在します。そんな銘柄は、多くの投資家の期待を背
負って人気を集めています。
ところが、このような銘柄には一方で多くの人には見えない「落とし穴」があ
ります。「絶好調の状態は永遠には続かない」のがこの世の習い!澄んだ夜空
に輝く「満月」も、今を盛りと咲き誇る「満開の桜」も時と共に「月は欠け」
「桜は散り」ます。
多くの投資家がまだまだ伸びると信じてやまない「儲かっている」企業も予想
外の業績の頭打ちになった時、期待が大きかっただけに株価は買われ過ぎの状
態にあるのですからたまりません。業績発表後は、「ストップ安」「ストップ
安」で値を消していきます。
ソフトバンクやファーストリテイリング(ユニクロ)にもそんな時が有りまし
た。ここが、株式投資の難しいところですね。誰もが良い会社として疑わない
会社こそ、その期待が大きかっただけに、大きな失望を伴って売りが売りを呼
ぶことがあります。
株式投資では、「先手必勝」「人の行く裏に道あり花の山」です。
短信メモ;格付け
各格付け機関や証券アナリストがそれぞれの分析基準によって算定した企業の
評価を示したものです。「レーティング」と混同されますが、「格付け」が
「金融機関」や「企業」の「信用力」(債務返済能力)を示すのに対して、
「レーティング」は企業の株価に対する評価を表しています。
上手に銘柄選択をするためには、その銘柄のファンダメンタルズの分析が大切
です。株式投資が始めての方はファンダメンタルズ分析という言葉にはあまり
馴染みがないかもしれません。
ファンダメンタルズ分析とは、企業を取り巻く「投資環境」や企業が待ってい
る「収益力や財政状態」を分析することで投資価値を判断するための手法のこ
とをいい、このことを「ファンダメンタルズ分析」といいます。株式投資では
「テクニカル分析」と並んでとても大切な「モノサシ」になります。
『例えば、A企業が持っている現在の企業価値が1株500円だったとします
(この計算は、株主資本「純資本」を発行済み株式数で除して計算できます)
ところが、現在市場で取引されている株価は420円だとしたら、この株は企
業価値以下なので買っておいて500円に戻るのを期待できるでしょう。
しかし、もしかしたら来期の決算が悪く「赤字」かも知れません。また、景気
が下降気味でこれからは、収益力が落ちるかも知れません。この様な場合には
いくら株価が割安でも買いを見送ると考える投資家が多くなる筈です。
それでも、もしこの企業が「癌の特効薬」を開発した会社ならば、たとえ不景
気でも大化けするでしょう。』
これは、ほんの一例ですが、上記のように分析していきます。
ファンダメンタルズ分析を行う為の資料
具体的にファンダメンタルズ分析を行って銘柄選択を行うには、分析のための
資料が必要です。
企業個々の価値を分析するには「決算書」を活用します。
この決算書を入手するには、上場企業が提出を義務付けられている「有価証券
報告書」が一般的です。
多くの企業では、自社のホームページに「IR」とし
て掲載していますので参考にされると良いとおもいます。
例として;ソフトバンク決算資料
http://www.softbank.co.jp/irlibrary/account/index.html
「有価証券報告書」は「貸借対照表(B/S)」「損益計算書(P/L)」
「キャッシュフロー計算書」その他からなっています。
「貸借対照表(B/S)」・・・企業の財政状態を表示している決算資料で
企業の「安全性」「健全性」を判定する重
要なデータとなります。
「損益計算書(P/L)」・・・ある一定期間の企業の経営成績を表す決算
資料で、その企業の「収益性」を判定する
重要なデータとなります。
「キャッシュフロー計算書」・ 企業の資金の流れを表した資料で、「営業
CF」「投資CF」「財務CF」などがあ
ります。
以上の決算資料は「ファンダメンタルズ分析」に大変重要なデータを提供して
くれます。
「個別の銘柄選択」もさることながら「国家戦略としての国策」に目を向けることです。
もしかしたら、儲けるためには一番大切なことのようにおもわれます。
目先にとらわれていて大きな川の流れを見失うことはよくあることです。
常に「国家戦略としての国策」を意識して株式投資に望むことが大切です。
そこで少し昔の話になりますが、私が投資顧問会社に勤務していたころの国際
関係と政策について述べてみます。「政治や国際情勢そして国家戦略・国策」
が如何に株価に影響を与えるかを理解してください。
私がまだ投資顧問会社にいたころの話に遡ります。
その頃の日本経済は、正に飛ぶ鳥を落す勢い!
すなわち「バブル」の絶頂期でした。その頃の政権は「高度情報社会」
「超高齢社会」を標榜して登場した中曽根内閣の時代でした。
そのころアメリカはレーガン大統領の時代で、今の小泉・ブッシュではないで
すが「ロン・ヤス」と呼んで蜜月ぶりを世界にアピールしていました。
しかし、そこはしたたかなアメリカ!自国の負の遺産「貿易赤字」と「財政赤
字」(双子の赤字)を解消するために、日本に強く「内需拡大」をして「莫大
な貿易黒字減らし」をせまってきました。
「貿易立国」でしか生きるすべの無い日本ですから、貿易量を減らすわけには
いきません。そこで、為替政策を通じてアメリカへドル資金の還流を促す政策
をとったわけです。
それが有名な「プラザ合意」で、$1=230円を一気に$1=100円に持っていく
政策でした。
一方で内需を拡大する為に金融政策では流動性(市中に出回るお金の量)を高
めて、円高による不況を乗り切る政策に打って出ました。
それでも、繊維産業や雑貨等の輸出産業はバタバタと倒れていきました。その
反面、国内にはたくさんのお金がだぶついていましたので、使い道の無いだぶ
ついたお金が株や不動産投資に向かったのです。これが、バブルの始まりです。
前置きが長くなりましたが、「上がるから買う、買うから上がる」とばかり、
株や不動産を潤沢な資金を背景に(その頃の金融機関は、これから買う「土地
や不動産」を担保にお金を貸してくれました)買いました。
そればかりでなく、アメリカの土地や建物を高額の値段で疑いもなく買い進ん
だのです。これは、資金を国内に還流したいアメリカの思惑どおりだったので
す。ご存知のとおり、その後の日本経済は、「失われた15年」でした。日経平
均は38,900円から7,600円まで下げたのです。
「株は国策にあり」の意味がお分かり頂けたと思います。銘柄情報ばかりに気
をとられず、時には大きな川の流れを見てくださいね!数倍の利益がとれます
よ!
短信メモ;主婦の千里眼
家庭の中に、時々株式投資の上手い方がいらっしゃいます。主婦が株式投資で
成功するのは、多分、生活の中で今何が売れているとか、これから流行しそう
な商品やサービスは何かを肌で感じることができるからではないでしょうか。
彼女達は、素直に自分が感じた商品を製造している企業の株を買うことで実績
をあげているようです。
これは、生活を肌で感じることのできる「第六感」「千里眼」をもった主婦の
特権かもしれません。
株式分割は、1株を数株に分割することで発行済み株式数が増えることです。
例えば、あなたが1株持っていた場合、保有している株が3株に分割されれば
あなたの保有株は3株になります。
「株式分割」でのメリットには2つあります。
一つは、「無償で株がもらえることです。」
もう一つは、「値上り利益を得ることができることです。」
◆株式分割での一つめメリット
無償で貴方の株数が増えますが、分割時点では、「権利落ち日」の株価は分割
数で除した金額になります。それでも、長期で持つと、株価は企業の業績が良
ければまた上昇します。
これを繰り返して長期保有していますと、子株がねずみ算的に増加し、元手が
数十倍になる場合もあります。これは、貴方が株を保有している企業が毎年成
長して分割も順調に実施された時です。(反対に業績が悪くなった時は、分割
もないので、うまみはありません。注意しましょう)
◆もう一つのメリット
株式分割発表後の大幅な値動きを利用して、短期で利益を獲得しようという内
容です。
株式分割のスケジュールは
「分割発表」→「権利取り最終日」→「権利落ち日」→「子株還流日」
という順序で行われます。
まず「分割発表」があると、分割狙いの買いが入りやすく、株価は急騰します。
この時点では早い者勝ちで安く買えれば相当の利益が出ますが、元々その株を
持っていた方以外は高値を買うことになるかも知れません。
しかし、一吹きが終了しますと、第一陣の買いが落ち着いてから「権利取り最
終日」までの間は大幅に株価が上昇する期間です。
次に、「権利取り最終日」の翌日つまり「権利落ち日」で株価は分割されて、
その分安くなります。この日から「子株」が配分される「子株還流日」(権利
落ち日から50日間)までは、実際子株は売買されませんので極端な品薄状態
になります。
ここが第二ラウンドで株価は上がりやすくなります。しかし、発表後に比べれ
ばインパクトが弱いのは否めません。
この様に、株式分割に絡む株価の動きを上手く利用すると利益実現は思ったよ
り楽かも知れません!
株式分割の可能性はどのようにして知ることができるのでしょうか;
分割するのではないかと考えられる企業に直接聞いても決して教えてはくれま
せん。インサイダーになるからです。そこで「会社四季報」の【資本移動】の
欄を参考にしましょう。
【資本移動】欄には「増資」「減資」や「第三者割当」等とならんで
「分割」や「分割予測」が掲載されています。
例えば;
過去に実施済み表示・・「分1→2」
将来実施する可能性・・「分1→2C」(Cは取材による予想で可能性がある)
「分1→2B」(B独自取材で業績・株価水準等から
確度が高い)
「分1→2A」(Aは公約で会社は明言している)
上手に利用すると大きなボーナスになる筈です。
業績の良い企業は、配当金をたくさん出してくれると思うには間違いです。配
当金をどの程度出しているかは「配当性向」で企業の姿勢がわかります。
一方出資金額に対して配当金の率が高いか低いかは「配当利回り」をみて判断
します。そこで、貴方が配当狙いの投資をするのであれば、次の4点に注意を
して銘柄選択すると良いでしょう。
① 業績の伸びている会社
② 配当性向の高い会社
③ 配当利回りの良い会社
④ 長期保有
もし、貴方がこの様な銘柄を全体相場が上昇基調にある時、買われたとします
と「キャピタルゲインと配当」のダブルメリットを享受することになります。
しかし、相場が良い時は短期回転売買の方が数倍の利益を取ることも可能です。
どちらを選ぶかは貴方の投資スタイルで変わります。
計算式;
配当性向=(1株あたり配当金÷1株あたり利益)×100
配当利回り=(1株あたり配当金÷株価)×100
配当にも種類がある;
普通配当・・・どこの会社でも、通常の経営活動の結果に基づいて行ってい
る配当。決算期毎に実施される。
中間配当・・・営業年度は普通1年ですが、中間決算(6ヶ月)時点で行う
配当。
特別配当・・・特別な利益が出た時などに出す配当。
記念配当・・・会社の創立記念などに一時的にだす配当。
◆ 買いたい株の「テーマ」を知っておこう
株式相場には「市場テーマ」というものがあります。例えば、「原油高」で石
油会社や産油会社が買われ、「インターネット」が成長する時期は、ハイテク
関連株が買われます。「中国関連」でその昔、重厚長大の代名詞だった鉄鋼や
海運が息を吹き返し、不良債権処理にメドがたてば「内需関連」の建設や不動
産も買われます。
このように、これから買おうとする銘柄がどんな「テーマ」の銘柄なのかを知
って投資を行うよう心掛けましょう。
テーマには時代によって様々なものがあります;
(1)燃料電池 (2)ICタグ (3)ナノテクノロジー (4)少子高齢化
(5)地球温暖化 (6)遺伝子治療 etc. です。
この他にも、色々ありますので銘柄の研究だけは怠りないようにしましょう
◎ 短信メモ;財産3分法
貴方はご自分の資産をどのような形で所有していますか?
バブル以前は「現金」「株」「土地」に三分の一づつ分けて持つのが良いとさ
れていました。ところが、バブルが弾けて株と土地は資産デフレにみまわれ資
産価値が減少してしまいました。ここへきて不良債権処理も大方片付き、デフ
レ脱却が現実的になった今、この「財産3分法」は再評価されるものと思われ
ます。
「順張り」は株式の売買テクニックで一番オーソドックスな手法ということ
ができます。資金を効率よく運用するには買った銘柄が直ぐに上昇し始め、
利益がのって短期間のうちに利食いできる銘柄を買うことです。
ところで株式投資の経験が多少でもある方は、お分かりと思いますが、買っ
た銘柄がなかなか動かずに業を煮やして他の株に乗り換えたら、そのとたん
に動き始めたなどの経験です。
そこでその様なことがないように株価が動意づいてから乗りましょう(買い
ましょう)という方法が「順張り」という方法です。
注意点
ところが、そこは株式投資です。一見理にかなっているように見えますが、
株価が予測どおり持続して上昇してくれれば問題はないのですが、買ったら
「一吹き」で終わってしまい買ったところが「天井」でした、なんて話もよ
く聞きます。
また、投資家の心理として、無意識のうちに「○○円」まで行くだろうとい
う希望価格を設定しがちで、多少利益が乗っても売らずに持っていたら買値
を割ってしまったなんて事は日常茶飯事におきます。
順張りを行う場合にはその様な点を注意して投資を行うことが大切です。
特に株価が動き始め、高くなってから買いたくなる貴方!気を付けましょう!
前項では「順張り」について利点と注意点を説明いたしましたが、その反省
にたって売買をしようというのが「逆張り」という方法です。
「逆張り」は株価が下がってできる限り底に近いところを買うことで、「順張り」の飛び
乗り天井買いを防ごうという売買テクニックです。
この様に「逆張り」は、多少時間はかかっても株式投資を安全にやりたい方
には、理想的な「売買テクニック」に思えるのですが、やはり注意しなけれ
ばならない点もあります。
注意点
ここで注意しておかなければならないのは、そろそろ底だから買っておこう
と思い、銘柄を仕込んだら、買ったところからまだ下げてしまったというこ
とがあります。
これは確実に底を判定する能力が要求される投資法と言うことができます。
ただ、「順張り」に比べて救われるのは、「順張り」で引かされて場合は、
株価の高い位置を買っている場合が多く、時間をかけてもなかなか戻ってこ
ない場合が多いと言えますが、「逆張り」の場合は、安くなってからの買い
なので、「順張り」よりはまだ救われるかも知れません。
「ナンピン買い」は、買った銘柄があいにく意に反して下がってしまった時
に、平均買いコストを下げる方法として昔から多く用いられてきた売買テク
ニックです。
例えば、「500円」で1,000株買った銘柄があいにく380円まで下
がってしまったとします。ここから500円まで戻し、更に利益を出すには
120円以上戻さなくてはなりません。
そこで、もう1,000株380円で買い増ししますと、平均買いコストは
1株440円となります。60円戻せば元になり、もとの価格500円まで
戻せば反対に(60円×2,000株)の儲けになるというわけです。
つまり買った銘柄が思惑に反して下がったら救援資金を追加して買いコスト
を下げて対処するテクニックです。しかし、この「ナンピン買い」は更に傷
口を広げるということを言う人もいます。
長期スタンスならば悠然と待っていることも出来ますが、短期スタンスでは
危険性が伴なうのもこの売買テクニックです。
株式投資は思惑と異なり何がおこるか分かりません。買った株価の値下がり
だけでなく企業倒産や上場廃止なども起りうることです。もし、貴方が1銘
柄に全投資資金を投入していたらとてもリスキーなことになります。
そこで、リスクを分散する売買テクニックとして「ポートフォリオ」を組む
という方法があります。貴方の資金を多数の銘柄に「分散投資」することで
リスクを回避して投資パフォーマンスをあげることが可能になります。
その他の「分散投資」としては「業種別分散投資」「市場別分散投資」など
も考えることができるでしょう。分散投資の売買テクニックにも色々ありま
すので上手く利用しましょう。
「分散投資」にも注意しなければならない点があります。相場全体が上昇相
場で推移している間は、この「分散投資」も有効ですが、一旦下降相場に入
った場合には、思い切って全銘柄を手仕舞いすることが求められます。最終
的に全体が下降に入ると個別の優良銘柄さえも調整を余儀なくされるからで
す。
株式投資の売買テクニックは、投資の期間に応じて長期と短期にわけられま
す。「長期投資」の場合は色々な目的で株式を保有する場合が多いのが特徴
です。
例えば、その目的としては、年金資金や投資信託のように、その資金自体が
基本的に長期の資金で回転売買する必要がない長期の資産運用を狙うもの。
また、配当や優待ねらいでキャピタルゲイン(株式売買益)が目的ではない
投資などです。
その他、M&Aなどの株集め、バリュー株投資などがあげられます。狙いは
どうであれ、保有銘柄の企業の内容は重要で、業績不振の銘柄は敬遠しなけ
ればなりません。そこで長期投資に大切なのは、企業の「ファンダメンタル
ズ」です。
なぜなら、長期の株価は、短期的な上下はあっても企業のファンダメンタル
ズに比例するからです。好ファンダメンタルズの銘柄を仕込むのが「長期投
資」の定石です。
しかし、「短期投資」はファンダメンタルズよりむしろ「需給(買い玉と売
り玉の数)」で株価が動きます。短期投資ではこの需給を最優先して分析し
投資します。
その他、「短期波動」を利用して「回転売買」を繰り返えす方法もあります。
短信メモ;波動売買
どんな株にも株価が上下に変動する「波動」があります。「波動」は上げて
行く時も、下げる時も「トレンドライン」(上値抵抗線と下値支持線の間)
に添って波動を作りながら変化します。
この波動を分析して「谷」で買い「山」で売るという方法が「波動売買」で
す。「短期の波動売買」のことを「スウィング・トレード」といいます。こ
の波動の特性を研究した人で「エリオット」という人がいます。
株式投資のお金の流れは、流れ込む先によって色々な分類のしかたがありま
す。ここでは株式投資で「儲けるため」という一点に絞って、お金の習性を
理解していきましょう。
ここでは、お金が流れ込む経済の内容で簡単に二つに別けていきます。一つ
は「実体経済」もう一つは「投機経済」です。
一つ目の「実体経済」は「物」や「サービス」を生産して使用価値を付与し
て販売し、今までより高い価値(価格)で回収して増殖して行くものです。
そこには、新しい付加価値が生まれ、更にその付加価値を新しい物を生産す
るための再投資(再生産)に振り向け、また新しい物を生産してより大きな
資本を生み出します。
これを繰り返して行くとこれ以上は供給過剰となってしまう時点で、余った
お金は、預貯金、株、国債、為替、商品、等の「金融商品」に投入されます。
この金融商品に投入されたお金の流れは、「実体経済」において再投資が必
要になるまでは、この「投機経済」にとどまることになります。
その際、お金はただ単にプールされる訳ではありません。お金はその性質上
より多く増殖できる「金融商品」に向かいます。面白いことに、お金は同類
のお金が好きなのです。なぜなら、お金がたくさん集まるところでは、更に
大きく増殖できるチャンスがあるからです。
「長期金利」が高くなれば、株や預貯金から「国債などの金融商品」にお金
が流れ込みますし、反対に低金利になれば、株式市場に流入することになり
ます。
このように金利の水準が株式市場に大きな影響を与えることは、株式投資の
基本中の基本なのでしっかりと覚えておくようにしましょう。
水は「高きから低き」に流れますが、お金の流れは「低きから高き」に移動
していきます。そう、お金は水の流れと反対に流れるのです。
ところで、「実体経済」と「投機経済」の規模は、現在どのくらいの大きさ
でしょうか?
実は、「投機経済」は「実体経済」の30倍以上なのです。こんなに大量のお
金が流れ込んでいる、巨大市場に手をこまねいてほっておくことはありませ
ん。
先ほども申しましたが、お金はお金が集まるところが好きなのです。この性
質を無視してはいけません。この巨大市場にお金を回した方が、貴方のお金
は喜んで増えてくれることでしょう。
お金の本性は増殖することです。増殖するためには「新しいビジネス」「新
しいニーズ」という「新ステージ」が必要です。お金は、お金が流れ込んだ
先で、活躍し増殖する可能性の最も大きいところへ移動していきます。
その場所とは「時代を先取りする」場所です。
一例として「東証一部7974の任天堂」を例にとって「時代の先取り」を
見ていきたいと思います。
任天堂は、今でこそ世界的に有名なゲーム機メーカーですが、このゲーム機
を発売する前は、トランプや花札をつくっていました。1965年当時、株価の
最安値は90円だったのです。
その後この任天堂がファミコンを発売した時、世の大人達はトランプメーカ
ーという偏見と、子供だましのファミコンという認識しかありませんでした。
どうせファミコンなんて一時の「はやり」で直ぐにすたれるよと決めつけて
いました。
ところが、子供達は、任天堂にたいする偏見などありません。すぐにファミ
コンの面白さにひかれ、「真っ白な心」で受け入れたのです。その後の躍進
ぶりは、貴方もご存知のように目を見張るものでした。
株価は1990年に最高値34,300円をつけます。なんと1965年の最安値の381倍
です。この事実を貴方はどう思いますか?
そうです、任天堂はゲーム機とアミューズメント・ソフトの開発で「新しい
ビジネス」を起こし「新しいニーズ」を掘り起こし「新しい市場」を創造し
たのです。
今では崩れかけていますが、ソニー神話しかり、最近ではヤフーをはじめ
IT企業の多くもその様な「新しい市場」を先取りして買われ、株価は、数十
・数百倍にもなったのです。
このようにお金の流れ込む先は、時代を先取りして、増殖出来る場所という
傾向があります。もし、貴方が投資資金をお持ちならば、その様な仲間のお
金がたくさん集まるところへ貴方のお金を行かせてあげることです。
そうすれば、貴方のお金は貴方に感謝して、必ず大きくなってまた貴方のと
ころへ戻ってきます。
お金は不自由や拘束されることを好みません。例えば「政治的な不自由」
「規制」「低金利」「税金」「リセッション」などはとても嫌いです。
なぜでしょうか?それは、せっかく本性を生かして増殖しても「不当に高い
税金」などで増殖した多くをもっていかれてしまうからです。お金は、そん
な場所からは、さっさと逃げ出してしまいます。
また、増殖しようと市場にお金が流れ込んだ時、「あれしちゃだめ」「これ
しちゃだめ」「こうしなさい」という「規制」をかけられ、自由な増殖を妨
げられることも最も嫌いなことの一つです。
その一例として、「社会主義経済」などを見れば、極端な例かも知れません
が理解できますよね。逆に、政治的には自由ではありませんが、経済面での
規制が緩和された中国では、マネーが大量に流入し経済面では発展している
ことは周知の事実です。
お金の流れは、増殖する自由を奪う市場を回避し、自由を与えてくれる市場
へ向かう本姓があります。
また、高い税金を嫌うことは先ほど述べましたが、それを証拠に世界の投機
資金は、税金を逃れる為「タックスヘイブン」(税金のかからない国)に一
時的に避難し、そこから大きく増殖できる市場を探して移動し、そこで増殖
してまたタックスヘイブンにもどるという行動を繰り返しています。
貴方も、貴方のお金が自由に活動できる市場を探して、仲間のお金と一緒に
行動させてあげましょう。大きく育って帰ってきますよ。
一般的に言って株が上がる要因として、一番大切なのはやはり「企業の業績」
ということになるでしょう。その他に、ヒット商品やブーム・将来性・キャ
ッシュフロー・需給・信用残・PER・株式分割など多くの要因が考えられます。
具体的にお金の流れは、上記のデータに加えてその他のデータをも参考にし
て有利な方向に向かいます。
そして、その個別の銘柄を大きな流れで支配しているのが経済的与件という
ものです。経済的与件は、経済全体を規定している条件ですから、個別の銘
柄(企業)を直接的にも間接的にも支配するものなので、お金の流れは、絶
対に経済的与件を無視することはできません。
それでは、経済的与件にはどんなものがあるのでしょうか?一応列挙してみ
ますと、「為替」「景気(の循環)」「原油などの商品市況」「金利」「マ
ネーサプライ」「自然現象」「政府の政策」等、まだ色々あります。
株価は、これらが総合的に作用しあって決定されるというのが一般的な見方
です。しかし、貴方が投資をする際の銘柄選定において、上記の株価構成要
素をすべて考慮することができますでしょうか。
貴方一人で、株価構成要素に目を光らせて銘柄を選択し、投資するのは神業
としかおもえません。そこで簡単に判断する方法は、お金の流れが向かって
いる先を知ることです。
証券市場に、お金の流れが向かっていれば当然株価はあがります。反対に、
証券市場からお金の流れが離反していたら株価は下がります。
この大きなお金の流れの方向を知っていると知っていないのでは、将来の利
益は大きく違ってきます。個別の銘柄は、全体の流れに最終的には同調する
のですから。
個別銘柄の売買には、「全体の相場の動き」を常にみておく必要があるとい
うことについては理解を深めて頂けたと思います。それでは、全体の相場が
現在上昇中なのか下降中なのか、そしてもっと難しいのは「大曲り」といわ
れる「大天井」と「天底」がどこなのかを判断するにはどうしたら良いので
しょうか?
信頼できる簡単なテクニカル分析法
まず一つ目は信頼できるテクニカル分析法を貴方の武器として持つことです。
後述しますが、テクニカル分析法には様々なものがありますが、
ここでは導入部分として信頼できる簡単な方法を紹介しておきます。
より詳細については、以後のページで色々なテクニカル分析法をご紹介してありますので、
ご自分に適した方法を検討してみてください。
テクニカル分析
まず長期の視点で相場が上向きか下向きかを分析しなければなりません。
週足チャートブックを参考にして26週移動平均線を終値が上回っていることで
上昇バイアスが確認できます。
逆に週足終値が26週移動平均線を下回っていれば下降バイアスが働いていると判断できます。
これは極めて簡単な判定法ですが、急騰銘柄の分析にはとても重要な条件の一
つなのです。(なんだ、そんなこと知ってるよと思っている方へ!知っていて
も活用できなければ意味がありません)
ここでチャートブックをご用意ください。チャートブックがお手許にない時は
ヤフーのファイナンスをクリックします。
中央上部に分析したい個別銘柄のコード番号を入力して検索しますと「チャート」が表示されます。
チャート下部の「5年」をクリックしますと26週移動平均線(赤い線)の含ま
れた週足チャートが表示されますので参考にしてください。
もう一つのお金の流れをチェック
ところでもう一つ、資金の流れで将来の相場の動向を予測することができます。
そのためには、日本の株式市場に大きな影響力を持っている外人(資)からの
お金の流れに常に注意を払う事が大切です。
ここでとても簡単でありながら、実際の判断におおいに役立つ方法をご紹介します。
それは「寄付き前」の外資系証券会社経由の売買注文の動向を、
毎日チェックして記録にとどめておくことです。続けて記録しておきます
と、外人からの資金の流れを肌で感じることができるようになります。
できれば買い・売りどちらがどれだけ多いかまで記録しておきましょう。
これを調べるには下記のサイトが適当です。
http://www.toushi-radar.co.jp/data/gaishi.htm
(投資レーダー;サイトより)
記録の方法は貴方の管理しやすい方法でかまいません。
ノートに記録してもいいし、エクセルなどの表計算ソフトに記録・計算させるのも良いでしょう。
毎日チェックしていると必ず上げ始める前には「買い残が多くなり」
差が買いのプラスの日が多くなってきます。逆に下げ始める前には、
「売り残が多くなり」差が売りの日が多くなってくるので判定がつきやすいです。
とても簡単な方法ですが、案外確実に相場の方向を測定できますので、貴方が
株式投資を行うのであれば、これくらいの努力は苦にならない筈です。
円高と円安の局面が顕著に現れた時、株価に対する影響を推測し株価の方向を
決定しなければなりません。
「為替」が円高になるとニュース等のコメントでは「急激な円高」で「株式市
場は主力株中心に売られました」などと言うことをよく耳にします。
しかし、その後の株価をたどって見ますと、下げても直ぐに戻るか、それ以上
に高くなっているケースが多いのです。単純に「円高」イコール「株安」とい
う、ワンパターンの対応では、適切な投資判断とはいえません。
そこで具体的に「円高」「円安」の原因を理解し、その原因によって株価への
影響が異なることも覚えておきましょう。
投機的な動きで日本市場にマネーが流入してきていることが原因で
「円高」になっている時 ⇒ 「株高」
日本経済が、成長過程にあり外国よりも経済の実力が評価されて
「円高」になっている時 ⇒ 「株高」
外国、特にアメリカ経済が不況でドルが売られることによって