株価は、企業の現在価値を表示しています。当然企業の価値は、あらゆる政治
経済などの企業を取り巻く環境によって刻一刻と変化します。ここでいう変化
とは、将来の企業の評価まで含めた価値の変化です。
勿論、現在の1株実質価値は「純資本÷発行済み株式数」で割り出すことがで
きます。
しかし、株価はまず現在の実質価値と一致することはありません。それは株価
が先の先までの企業価値を織り込む習性があるからです。そこで株価を決定す
る要因はどんなものがあるのでしょうか。
株価の決定要因には大きく分けて「企業独自の要因」と企業活動をとりまく
「政治経済の与件としての要因」です。
「企業独自の要因」としては;
第一に、何と言っても「企業の業績」です。この企業業績は直接的に株価に
影響します。
第二に、企業の製品開発力やブランド・人気度など。
第三に、新しく市場を創造する新製品やサービス・新技術の評価。
第四に、将来の経営戦略が時流を捉え、将来性に富んでいる。
その他、ということになります。
「政治経済の与件としての要因」としては;
第一に、金利や為替などの経済的与件の変化。原油等の商品市況。
第二に、政治動向。特にアメリカの政策と日本の政策。
第三に、時代背景。自然環境。
第四に、国際情勢。海外の市場、紛争や戦争など。
この他にも多くの要因がありますので、色々なニュースに注意を払い、株式
がどの様に動くか常に注意をはらっておくことが大切です。
◎ 短信メモ;時価総額
株式投資をしていますとよく時価総額という用語を耳にする機会がおおくなり
ます。時価総額は個別銘柄と市場全体の全ての上場銘柄で使われることがあり
ます。個別銘柄時価総額は現時点の株価に上場株数を乗じて計算します。一方、
市場全体の時価総額は、ある時点での上場している銘柄の時価総額の合計で算
出されます。