急激な円高が進んでいます。今回の下げは色々な複合的原因が考えられます。
第一は、円安メリットを享受してきたハイテク、輸出関連銘柄の売り、急激に上昇してきた相場の過熱感、クリスマス休暇を前にした外人の売り、日本の相場の年末特殊要因としての算益通算など・・・。
チャートを見てみますとトヨタやファナックなどの形は
下げパターンに入っているように思われます。
以前から年末要因と外人の一時休戦については言及して参りましたが、今回の急激な円高は、105円から120円までの円安で上昇してきた輸出関連銘柄にとってはカウンターパンチになったかっこうです。
しかしながら、この年末が過ぎれば円高以外の要因はなくなります。
ここでチョット思い出してください。
今回の相場の牽引役はハイテクや輸出関連銘柄だったでしょうか。
そうではなかったですネ!そうです、思い出したでしょうか。
内需関連銘柄です。
では、この円高は、日本経済の不調が原因の円高でしょうか?
これも、NOですね!
とするならば、外人にとってこの円高で日本株の購買力が上がっていく訳です。
まだ100%本調子とは言えないまでも、日本経済は長いデフレから脱却してようやく長期成長トレンドに乗り始めようとしています。
外人から見ればこれほど魅力的な市場はありません。
来年は、さらに右肩上がりの長期のトレンドが見てとれます。
むしろ、ここは長期の上昇を持続させるためにも、ここで踊り場をつくることはとても相場にとっては良いことと言えます。
ただ、一つ気になることは、来年から始まる財政再建を国民に負担させる増税路線が相場の頭を押えないかが心配です。