昨日の東京市場は、前日の上昇の勢いとニューヨーク市場の上昇を受けて予想どおり、日経平均ベースで170円ほど高く寄付き、一時220円以上高い場面もありましたが、結局押し戻され、マイナスとはなりませんでしたが、今後に期待する向きには、後味の悪い引けとなりました。
その内容の悪さは、値上がり銘柄数768銘柄、値下がり銘柄数805銘柄という内容が物語っています。
それでも、日経平均はドレッシングもあったかも知れませんが、安値引けとはいえ117円高で引け、テクニカル分析では、陽転継続となっています。
前日、大幅上昇した場合に、未だ日柄調整が完了していない銘柄は1日2日もたついてから上昇トレンドにのってくる場合が常です。
そのもたつきが長引いて再度前の安値を割ってくる場合には最悪になりますので、個別の銘柄については吟味が必要です。
ところで、原油先物が$71台にのせてきましたが、この原油高は株式市場にとって本当にマイナス要因なのでしょうか?
たとえば、資金の流入面から見ると、この原油高で潤った「オイル・マネー」は次の増殖場所を求めてどこへ行くのでしょう。
また、この原油高を契機に、省エネ技術の発達した我国は本当に逆風なのでしょうか?
化石燃料(石油)の高騰は、サトウキビ等の植物燃料のエタノールや天然ガスなどの代替エネルギーの市場形成に役立つ筈です。
その他にも、燃料電池や水素エネルギーの技術の発展に寄与していくものと考えればまんざら、日本市場にとって逆風とばかりはいえないことがお解かりいただけると思います。
そのあたりを見込んで、潤沢な投機マネーが日本市場にはいってくるかを注意深くみて行くことが株式市場で成功するか否かの分かれ目になりそうです。